<小説>引きこもりを家から出す方法
こんにちは!ももです。
今回は、猫田佐文さんの「ひきこもりを家から出す方法」の書評をしたいと思います。
作者の紹介
まず、作者の猫田佐文さんの紹介から始めたいと思います。
猫田佐文さんは普段はひきこもって小説を書いているそうですがたまにその引きこもりの反動で外に出たくなり自転車旅をやりだす人だそうです...
私も普段はあまり外に出なくて外に出なくてもいいときはほとんど自分の部屋(実家暮らしなので)に食事やトイレ、風呂に入るときなどは除いて籠っています。
そんな私ですが猫田さんのように基本はひきこもっているので何かが爆発したかのように外に出たくなる日があって普段は何か目的があるときにしかなかなか外出をしないのですが、その時は猫田さんのように自転車で近所をうろうろしたり地元で行ったことのないような場所に自転車で行ってみたりなどするので共通点が多くて親近感を持ちます。
内容
まずこの本の内容はザックリ一言で説明すると題名でもあるように「ひきこもりを家から出す方法」がストーリーとして描かれているんですけど...
しっかり説明すると主人公の影山俊治さん(24)が中学時代のあることをきっかけに約十年間自室に閉じこもり外に一歩も出られなくなりました。
そんなある日、俊治さんの両親が”ひきこもりを家から出す”プロ集団から綾瀬クリスがメイドとして俊治さんのもとに派遣され俊治さんと共にいろんな困難を乗り越え俊治さんを家から出すというよりかはきちんと社会復帰できるように手助けをするその過程が鮮明に描かれたストーリーです。
https://www.amazon.co.jp/ひきこもりを家から出す方法-集英社オレンジ文庫-猫田-佐文/dp/4086803011
こんな人におすすめ
この本は私や作者の猫田さんのような引きこもり気質な人以外にも
- 何か人生に生きづらさを感じている人
- 人生に躓いている人
- ひきこもりの人の気持ちなどを知りたい人
やいろいろな人におすすめです。
感想
この本を書店で見つけた時にタイトルに惹かれ即購入を決意したぐらい私にとって偶然ではなく必然的に出会ったかと思うぐらいの本で私は主人公の影山俊治さんに感情移入できて私もあんまり社交的ではなくあんまり人と話さなくて体育が苦手?というより運動が苦手で所謂、典型的なコミュ障でヲタク気質な人間なんですけど...
そんな私と共通点が多い影山俊治さんの約十年間によるひきこもり生活から社会復帰するまでの過程を読んでいて俊治さんの引きこもり脱出のためにいろいろなことに挑戦していく姿やニートの人にしか味わえないような複雑な心境などを知りました。
正直24、25歳でしかも中卒でニートをするのは多くの人はすごく勇気のいる決断だと思いました。とはいっても俊治さんは今の状況だったら将来両親がなくなったりして自分で自立して生きていかないといけないときにこのままだったらいけないという焦燥感とそれでも約十年間ひきこもっていて外に出るのが嫌だという恐怖心の相反する複雑な心境でとてもつらい状況だと思いました。私は今、学生で就活中なのですがこうならないかすごく不安に思ってしまいました。
そして、引きこもり脱出のために少しずつ自分の部屋からリビングへそして外へと行動範囲を広げていくのですがその過程で俊治さんが今まで出来なかったことなどに少しずつチャレンジしていて私もあまり大胆にすぐに行動に移せなくて行動力があまりない人間なのでその前へ進もうと頑張っている姿にすごく勇気をもらい何か私も新しいことや苦手なことに挑戦したいと思うきかっけにもなりました。
終わりに
まだまだ書き足りないのですが今回はここまでにします。
作者の猫田佐文さんの小説を読んだのは初めてなのですが今後の新作も読んでみたいですね。
最後まで読んでいただきありがとうございます!
では、また次回もよろしくお願いします。
自己紹介
はじめまして、ももです!
ももという名前は私の家の猫の名前から名づけました...
ブログを始めたきっかけは私の趣味の読書やアイドル鑑賞、音楽鑑賞などについていろいろ発信していきたいと思ったので始めました!
アイドルは女性アイドルが好きで主にハロープロジェクトを応援しています!(坂道や48グループ、スタダなども好きです)
音楽鑑賞はアイドルが好きなので基本アイドルの曲しか聞いていないのですが最近は他のアーティストの曲なども聴いています。
読書は最近習慣にしているので本から得られた知識をアウトプットできる手段としてブログを書きたいと思います!
自由に気ままに更新していきたいと思っているのでよろしくお願いします!